食事中のマナーを教えていますか?
ごろから食事中に子供はふざけてしまうことはよくあります。
でも注意しているとご飯を食べなくなったりするし、あまり注意しすぎてもイヤイヤしてしまう。
そんなことありますよね。
本当に言うこと聞いてくれないから、言うのも疲れてしまいます。
食事のマナーについてお話ししていきます。
子供がマナーを守って食事してくれるように頑張っていきましょう。
子供に食事のマナーを教えるのは何歳から始めるのか
ズバリ離乳食が始めた時から教えるべきです。
ただ、最初は食事で遊ぶことも勉強の1つです。
手でつかんで食べる、食べ物をぐちゃぐちゃにしてみるのも、まだ小さい子供にとっては大切なお勉強です。
では、最初に食事のマナーとして何を教えていくのでしょうか?
食前・食後のごあいさつ:いただきます・ごちそうさまでした
離乳食を開始した時に教える食事のマナーは1つだけです。
食前の「いただきます。」と食後の「ごちそうさまでした。」です。
まだ、しゃべる事もできないかもしれませんね。
ですので、一緒に手を合わせるだけで十分だと思います。
もちろん、できなくてもかまいませんので、一緒にやって見せる事から始まり、
子供が真似をするふりができるようにすると言うところから始めましょう!!
もし手を合わせるだけでも出来たら、「よくできたね。」と沢山、褒めてあげましょうね。
食事のあいさつの次に教える食事のマナーとは
食事のあいさつができるようになったら、次に教える事は何が良いのでしょうか?
まだ、離乳食中でしたら、食事中に子供がふざけることとしてテーブルに乗ることや椅子にちゃんと座らないこと。
また、食べ物をおもちゃみたいにすること。
などでしょうか?
この時期から、気になる所はたくさん出てくると思います。
食事のマナーとして守るべきことの優先順位を決める
マナーを守る。それは大切なことですね。
でもどんなことを守ってほしいのか?
それを明確にしておく必要がありますね。
例えば、
1.テーブルに乗らないこと。
2.椅子にちゃんと座ること。
3.食べ物で遊ばないこと。
4.お箸やスプーンで遊ばない・振り回さないこと。
5.背筋をきちんと伸ばすこと。
6.食器で食べること。
7.口を閉じて音を立てないように食べること。
8.片手でなく、両手で食べる(お茶碗を支えるなど)こと。
9.食べ終えたら台所に運ぶこと。
10.ご飯粒なども残さずきれいに食べること。
11.だらだらと食べないこと。
とこのようにまず、親として守って欲しい優先順位を明確にしましょう。
そうしないと、パパとママで違う事を次々に注意をしても子供も混乱します。
「今、子供に教える事は何か。」両親できちんと話し合っておく必要があります。
でも、これらを全て注意すると、ご飯を食べなくなってしまうかもしれませんよ?
注意のやり方は、たくさん注意をしすぎないこと。
例えばマナーを5個守れていないとします。
しかしそれを全部注意するのではなく、その内の1つか2つだけ注意するんです。
特に守ってほしいことに厳選しましょう。
すると2つだけなら、子供も守れるし聞いてくれるかもしれません。
それを何日か続けてください。
すると、2つのマナーを守れるようになるかもしれませんよ?
大人でも、1度にたくさんのことを言われても出来ませんよね?
子供も一緒なので、少しずつ注意していけばダメなことだと覚えます。
そして守れるようになったら、残りを注意していくのです。
そしたら食事中に叱ることも減っていくので、子供も楽しく食事が出来ます。
叱りすぎることで、食事が嫌になってしまうことは避けたいもの。
この方法なら時間はかかりますが、子供も理解しやすいかもしれませんね。
食事のマナーの優先順位の決め方
では、どのようにして優先順を決めるのか?
基本的にはパパやママが嫌だと思う順番で良いのです。
食べ物で遊ぶのは、遊び食べの時期なら仕方ないのかもしれません。
その子の成長具合に合わせて、パパとママで話し合って決めてください。
ただ、あいさつの次に教えるべき内容は危険な行為をさせないことです。
ですので、先の内容でしたらテーブルに乗らない、椅子に乗らないという事を教えないと怪我をします。
教えていても、テーブルや椅子から落ちることもあったので、念入りに注意していましたがやっぱりしてしまうのが子供です。
やはり危険な行為から止めていくのをお勧めします。
どのようにして注意をすれば聞いてくれるのか?
注意をする方法は何通りもあると思います。
子供の個性によって有効な方法も違うと思いますので、色々と試してみてください。
ただ、その子が「これはダメな行為なんだ。」と分からないと意味がありません。
理解できないのに叱られていると、食事自体が嫌になる可能性もありますので、
きちんと理解ができていることを確認してくださいね。
確認として、2歳~3歳くらいになれば、「~はダメだよ。」と言って、「なぜ~(行為)はダメだと思う?」と聞いてちゃんと答えられるのが理想です。
注意の方法:ダメな行為をしたとき
一番確実なのは、ダメな行為をしたその時に注意をする事です。
まだまだ発達段階ですので、後で注意をしても何のことか分からないと思います。
注意の方法:食前のあいさつで復唱させる
「いただきます。」と言う前に、気を付けされるために言わせる方法もあります。
例えば、「背筋を伸ばして食べましょう。いただきます。」と言うように、食前のあいさつ時に復唱させることで印象付けをする方法も有効だと思います。
注意の方法:食事を片付けるふりをする
これは効果のある事とない子がいるようですが、
何度か注意してもやめないならば、食事を片付けるふりも有効な場合があります。
これをやるときは、必ず、再開させる基準を明確にしてください。
私は、「ダメな行為とその理由を言わせる」と決めました。
これをしない場合は、泣こうが食事は終わりにしました。
毎日のように注意をし続ける
最終的にはこれしかありません。
私の娘も7歳ですが、3歳からいまだにある1つの事はできずに注意をしています。
「なんで、できないのか。」とも思いますが、根気強く言い続けるしかありません。
危険な物を取り除くのも1つの方法
年子の兄弟がいるなど、その子にべったり構えない場合もありますよね?
その場合は、危険な行為ができないようにするのも有効です。
知り合いの家では、3人の子供で、下が双子でした。
そのため、全ての行為を注意していくこともできません。
どうしたかと言うと、なんとダイニングテーブルを捨ててしまいました。
その代わり高さが調整できる座卓のテ―ブルを購入して、物の分別が付くまではテーブルから落ちても危なくないような環境をつくっています。
このようなにワンオペ育児で小さい兄弟がいる場合などは、食事で不安やストレスを抱えるくらいなら、「危険ならそのものをなくせばいい。」と言った発想も大事です。
まとめ
食事中のマナーについてお話ししましたが参考になりそうですか?
特に外に行った時に守ってほしいマナー。
安全に安心して外食するために、毎日教えていかなければなりませんね。
テーブルの上に乗ってしまうのは危険なので、まず最初に注意する必要がありますね。
大人しく座って食事をするのは、小さいうちは難しかったりします。
何度も注意しすぎるとご飯の時間が楽しくなくなります。
ママも憂鬱になりますしね。
ご飯を楽しくするために、注意することは少しだけにしましょう。
少しずつでも言うことが聞けるようになってくるはずです。
マナーは少しずつ教えることが覚えやすいかもしれませんね。
ぜひマナーを教えながら食事を楽しい時間にしてください。
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