幼児教育をどうするか

子供の3歳児神話は聞いたことがあると思います。
いや、幼児教育(早期教育)には科学的根拠がないと言う人もいます。

しかし、すでに米国では幼児教育について科学的に研究されています。
幼児教育の特に有名な研究が、ペリー・プレスクール・プロジェクトとアベセダリアン・プロジェクトです。

結論から言いますと、2つとも「幼児期への投資が最も費用対効果が高い」と言う結果がでました。

ペリー・プレスクール・ プロジェクトの概要は、 ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授 が低所得世帯の3~4歳の子どもたちに「質の高い教育」を提供し、その後、40年もの長きに渡って追跡調査を行った研究です。
その結果、このプロジェクトで良い幼児教育を受けた参加者は犯罪率が低く、学校のよい成績、より高い収入などにつながっているとの結果が出ました。

このプロジェクトの説明は「学力の経済学」や「幼児教育の経済学」にて詳しく述べられています。
また、内閣府の幼児教育無償化に関する関係閣僚・与党実務者連絡会議(第1回)平成25年3月25日でも簡単に触れられています。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/youji/dai1/siryou3-2.pdf

実はこのプロジェクトで興味深い点は「学力やIQへの効果は、かなり早い時期に消える。」とされている事です。
つまり、このプロジェクトからわかることは、幼児期には読み書き計算などのテスト成績を上げるための能力を鍛えるよりも、
肉体的・精神的健康や根気強さ、注意深さ、意欲、自信などの非認知能力が重要と言う事です

しかし、親の立場として言いますが、「非認知能力が重要」と言われても具体的にどうすればいいのか良くわかりません。
つまり、具体的にどのような幼児教育をするべきと言う事には答えてくれていないのです。
このプロジェクトで行ったことは、教師一人に対して児童数5.7人と比率を低くした学校教育を平日午前の2時間半提供して、毎週1.5時間の家庭訪問を行った。と言う点です。
特に家庭訪問でその子の状況に合わせて、親がどう接して、どう声をかけていいのかを学ばせています。

なので、少なくとも幼児教育をさせるのであれば、次の2つを親として納得できる回答が貰えたところにするべきだと思います。
・非認知能力(肉体的・精神的健康や根気強さ、注意深さ、意欲、自信など)のどう伸ばしていこうとしているのか
・親が、どのように我が子の性格や成長に合わせた接し方を学べる事ができるのか

個人的には幼児教育にはいくつか有名なチェーン展開しているところもありますが、
プログラムよりもその店舗にいる先生の考え方や子供への接し方が重要だと思います。
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