政治でも取り上げられている子育ての重要性。
少子化に悩まされている現状を打破するために、色々なことがされています。
フランスのように少子化を解決している先進国もあります。
幼児教育無償化などもありましたが、まだまだ必要な事があるのではないか。と思い記事にしてみました。
あくまで個人の考えなので、広い心で読んでみてください。
少子化対策で必要な政策1: 正しい性教育
私が思うまず必要なこと。それは正しい性教育です。
マスコミで取り上げられ、多くの女性に衝撃を与えた「卵子は老化する。35歳を超えると妊娠が難しくなる。」
・産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~:(出典元:NHKクローズアップ現代)
特に卵子だけでなく、「精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に」もあるように精子も老いるという事を正しく知っておく必要があります。
・精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に:(出典元:男性不妊バイブル)
出産を希望するために知っておきたい正しい情報です。
男女ともに年齢に制限がある事(難しくなる)をちゃんと理解して欲しいと思います。
これを現役世代対策に全国の病院等で冊子として配布し、
将来の世代に対しては中学校などの義務教育で教えるべきだと思います。
これはそれほど大きな予算は必要ないと思うので、ぜひ進めて欲しいと思います。
少子化対策で必要な政策2: 不妊治療の援助
次は子供を希望する家庭の不妊治療に援助する事です。
もちろん、無制限で援助することはできません。
ならば、次のような条件ではどうでしょうか?
高齢出産の対象にならない夫婦とも35歳までの子供を希望する家庭に対して助成チケットを配布する
助成チケットの内容:不妊検査・精子卵子検査・タイミング法・排卵誘発法・人工授精・体外受精
これらを無制限ではなく回数と利用可能年齢を区切って利用
・不妊検査・精子卵子検査は夫婦で1回ずつ
・タイミング法・排卵誘発法・人工授精・体外受精は各々2,3回まで
まず、子供を増やしたいならば子供が欲しい家庭に対して支援をするのが有効です。
少子化対策で必要な政策3:出産費用の援助
やはり子供を育てるにはお金がかかると言う話ばかり紹介されます。
特にCMで学資保険に加入させたい保険会社が子供を育てるには2000万はかかるというCMで流しています。
そんなお金がかかるならと諦めてしまう家庭もあると思います。
でも、これって貰えるお金はまったく考慮されていないのが現状です。
ですが、お金がかかるのは事実なのですからある程度の支援は必要です。
まずは、出産費用です。出産育児一時金制度があるとは言え、大体10万~15万くらい多く実費を払いました。
これらを含めて差額ベット代と食事以外は全額援助にしてほしいと思います。
今は共働きが増えてきて、ママの負担も増えてしまっていますよね?
ですので、無痛分娩などの麻酔費用も自費がないようにしてほしいですね。
その方が早く体が回復するので、出産後の育児生活のためにもどちらが良いかを自由に選択できるようにするのも大切です。
少子化対策で必要な政策4:育児休暇の義務化
最近は男性でも育児休暇がとれる企業が増えてきました。
でも、やはりまだまだ絵に描いた餅のように実際は少ないのが現状だと思います。
・「フランス人の華麗な子育て」はどこまで本当か (出典元:東洋経済オンライン)
この記事で呼んだのですが、フランスでは「パパとしてのトレーニング期間」として男性も育児休暇が14日間義務化されています。
その間の給与は国が負担し、拒否した会社には罰則があるので取得率は高いそうです。
できれば、拒否した企業名を公表するまでしてほしいですね。
子育てはやったことがないと、あまり理解しにくいものです。
日本でもイクメンなどと言う言葉が言われてはいますが、実際に病院で沐浴やおむつ交換などを学ぶ機会がありません。
そのため、育児に参加したいけど「どうしていいか分からない。」と言う男性も多いと思います。
更に出産後は余裕がないため、もたもたするパパを見て、ママがイライラして自分でやってしまい育児をする経験を積めないこともあると思います。
子供が出来たら、必ず休める政策。
本人が希望したら働くこと。
それを改善するために、「パパになるための期間の育児休暇」の義務化はとても有意義だと思います。
もちろん期間限定ですが、そんな政策があると子供が出来ても安心しやすいのかもしれません。
制度が変わって、休むことが当たり前の世の中になれば変わるはずです。
実は、これが一番実施して欲しい政策です。
少子化対策で必要な政策5:課税制度を夫婦単位に変更
先ほど子供を育てるにはお金がかかると言いました。
実際に「子供を産むメリットはなに?」と言う人もいます。
本来、子供はメリットデメリットで考えるようなものではないのですが、
なら、子供を産まないと損をする税制にしてしまえば良いのではないでしょうか?
フランスのように家族除数制度に変更して欲しいと思います。
そうすれば、子供が増えれば課税額が減るので結婚や出産のメリットも出てきます。
これは大変だと思いますが、ぜひ導入して欲しい制度です。
まとめ
少子化対策として実施して欲しい政策をまとめてみました。
本当は、政策以外にもまだまだいろんなことがあると思います。
社内保育所
まず、社内に保育所があるのもいいですね。
小さい会社ならなくても仕方ないですが、大企業は必ず保育所がある。
パパやママも子供を預けながら、仕事が出来ると安心。
現状では難しいかもしれませんが、実現すると子育てにとって素敵な世の中になれますね。
保育所と病児保育の連携
他には、子供が熱などを出して急に迎えに行かないといけない。
そんな時に保育所が、病児保育などと連携してあると安心ですね。
パパやママが迎えに行けるまでの間、フォローしてくれるとありがたいですね。
さらに、翌日から熱が下がらなくて仕事を休めない場合はそのまま見てもらえる。
そんな仕組みがあると安心して働ける環境になると思います。
私が思う必要なことは他にもあります。
子育てがどんなものかを世間が知ること
それは、子育てがどんなものかを世間が知ることです。
子育てをしたことがない方は、ベビーカーの大変さや子供が何をしても泣き止まない現実を知ってほしい。
知らないから批判してしまう。
学校の教科書にも載せてほしいと思います。
そして本当に助けあえる世の中になってほしいです。
ですが、子育てしている側も節度のあるマナーが必要です。
我が物顔でベビーカーを押して歩いて道をふさいでしまったり、子供が騒いでいるのをほったらかしにする。
自分の子供が悪いことをしていると、自分で気がついていても注意をしないし謝らない。
それはいけません。
そこをちゃんと守っていることが前提の話です。
しかしこれが現実になるのは、しばらくかかりそうですね。
子育てに力を入れだしたとはいえ、まずは保育士さんが増えないことには始まりません。
実現するにはまだまだ先の話かもしれません。
もしかしたら、私達が子育てを終わってから実現していくかもしれないですね。
そのためにも私たちも積極的に選挙で投票すべきですね。
子育てに力を入れてくれる政治家を一人でも増やせば現実になると思います。
実際に必要なことを書いてみました。
一番、効果が出そうなのは、生みたいのに生めない家庭への支援でしょうか?
共働きが増えているので、パパの育児を学ぶパパになるためのトレーニング期間の育休制度でしょうか?
それ以外にも育児をしていても働きやすい状態とは何かを世の中にわかってほしいと思います。
保育士さんが足りない現実では厳しいと思いますが、いつかこんな世の中になってくれると嬉しいですね。
休みを取るのが当たり前、そしてみんなが子育てに理解が出来る世の中になりますように。
そういう教育をしていくことで、子供をもつ大変さを皆が知っている。
そうあるべきだと思います。
実現するかはわかりませんが、多くの方に共感してもらえると嬉しいです。
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