祖父母と衝突する話としてあげられるのが、今と昔の子育ての違いじゃないでしょうか?
昔の常識と変わってきたので、今の時代に合わせるべき!!
そう考える人も多いのかもしれません。
そして衝突して喧嘩になってしまう。
それっていいのでしょうか?
どちらも子供のために思ってしていることで喧嘩になるのは避けたいもの。
上手な切り返し方についてお話してみます。
今と昔の違いを上手く説明する参考にしてもらえればと思います。
説明するには理解すること
まずは祖父母の気持ちを理解してあげましょう。
孫のために自分の経験で知っていることを教えてあげたい。
子供が育児をしていて大変そうなので、先輩としてアドバイスしたい。
ということだと思います。
気持ちとしては、とてもありがたいことです。
まず、その気持ちはわかってあげましょう。
それをふまえて、今と昔の違いについて説明するべきです。
そう考えてから説明すると、優しく伝えることが出来るはず。
良くある話でいうと、大人の使っていた箸で子供にご飯をあげる。
今では虫歯菌がうつるからダメという説がありますね。
昔は皆やっていたのに、と祖父母は思うのではないでしょうか?
私も最初は気をつかい、子供用にスプーンを出して食べさせていました。
今ではそのままなんですけどね。
だんだん面倒くさくなってしまったり、子供が勝手に私の箸を触っていたりして挫折。
この時に説明するのは「虫歯になったら困るからやめてほしい」ではなく、「虫歯になって子供が痛くなったら可哀想、だからなるべく可能性を減らしたいからやめてほしい。」
と伝えてみてはいかがでしょう?
子供が可哀想だからという理由を伝えてみるのがポイント。
「必ずなる」わけではないけど、なってしまう「可能性を減らしたい。」
そう言われると祖父母も理解してくれると思います。
これも多いかもしれません。
抱きぐせがつくから抱っこをしてはいけない。
昔は周辺に理解があり泣かせていても、虐待とか思われないから。
だと私は思います。
でも今だと虐待だと思われる可能性があります。
周辺から文句を言われる。と昔と今では違いますよね?
こんな時は「抱き癖がつくかもしれませんが、周りの人に迷惑をかけるかもしれません。今の時代なかなか理解してもらえなくって」
と説明しましょう。
自分も抱き癖がつくかもと思っていること、でも今は周辺の理解も少ないので仕方ない。
そんな風にすれば、自分達の意見も理解していて仕方なくやっているのだな。
そう思ってもらえるはずです。
上手くやっていくにはこちらが理解して参考にしていることを伝えたり、子供のことを考えていることをやんわりと伝えること。
そうすれば仲良くやっていけるかもしれませんね。
祖父母にも理解してもらう
説明するとこちらの考えも理解してもらえるはず。
喧嘩ごしに伝えるのではなく、ちゃんと丁寧に伝えることが理解してもらえるコツ。
難しいかもしれませんが、やってみる価値はありますよ。
まとめ
祖父母との昔と今の子育ての違いは永遠のテーマかもしれません。
どちらも子供のことを思っている証拠なので、けなすことはやめましょう。
お互いに理解してあげることが大切。
子供のためにも祖父母とは仲良くやっていきたいもの。
皆で一緒に子育てをしていくつもりで、理解しあっていけるといいですね。
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