医学・科学の発達により子育ての常識が変わりつつあります。
自信たっぷりのお婆ちゃん等のアドバイスが、病院などから言われた事と違う場合、新米お母さんはとても不安になってしまいます。
ぜひ、お爺ちゃん・お婆ちゃんも最新の育児方法を知り、新米お母さんの手助けをしてあげてください。
ここでは代表的な例をいくつか列挙します。気になる事項があれば、専門家などと相談をしてください。
・母乳
昔:母乳よりも栄養価が高いと言う理由で、ミルクを推奨されていた時代があった
今:母乳育児を推進している病院がほとんど
・母乳の期間
昔:1歳程度とされており、母子手帳に断乳の時期や方法が詳しく説明されていた
今:現在の母子手帳も断乳の記述はない
WHO(世界保険機構)でも2歳かそれ以上でもおっぱいを飲ませた方が子供の成長に良い効果を与えると見解を出している
・離乳食の開始前対応
昔:離乳食開始は6ヶ月頃、その前から白湯や薄めた果汁などを哺乳瓶で与える
今:離乳食開始は6ヶ月以降(もっと遅くても良い)、肝臓に負担がかかるため開始前の白湯や果汁などは与えなくてよい
特に入浴後の白湯なども与える必要はない
・離乳食
昔:親が口の中で砕いてやわらかくしたものを食べさせていた
今:大人が咀嚼すると唾液を介して虫歯菌がうつり虫歯になるため、赤ちゃん専用のスプーンを使う
大人に近い咀嚼機能を獲得するのは3歳過ぎ頃であり、歯の生え具合を見て食事
内容(大きさ、硬さ)を調整する
・トイレトレーニング
昔:1歳半ほどで始める
今:知能も発達し尿意を自覚できる2歳後半から3歳のころにトイレトレーニングを始めるのが平均的
※日本小児泌尿器科学会より
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