なんと! 脳の65%は脂質です!
参考:脳の発達に欠かせない、多価不飽和脂肪酸
所謂、油で脳は作られています。
そして油のバランスが、いい体を作ると言われています!
なぜ私が油を気にするようになったか
何故私が、油にたどり着いたかというと、
うちの娘は、お腹の中にいるとき、
なかなか成長しませんでした。
成長が1ヶ月ほど遅れていたのです。
原因はわからない、
「胎児発育不全」で妊娠8ヶ月~臨月までの2ヶ月間、入院をしていました。
小さいと何がいけないのか、
数週が進むにつれて、お腹の張りが強くなるので、そのお腹の張りにたえることができなくなるのです。
特に悪い事をした覚えもないので、改善方法がわからず、辛い思いをしました。
そして出産してからは、
アトピー性皮膚炎に悩まされています。
アトピーも改善方向に向かっていますが、まだまだ、油断できません。
妊娠期や、出産後の娘のアトピー性皮膚炎などで、
徹底的に食改善、生活改善をしていきました。
いわゆる自然派ママになりました(笑)
発育不全の原因は油も関係している
そんな中、
ある勉強会で、胎児発育不全は油に関係していると言われました。
油といっても、
オメガ6脂肪酸の取りすぎのよるものです。
オメガ6脂肪酸は何に含まれるかというと、
サラダ油
お肉などに含まれます。
取りすぎるとどうなるかというと、
免疫細胞が働きにくくなり、
その結果、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こすそうです。
他にも生活習慣病や、うつ病なども起こしやすくなります。
現代人は意識しなくてもオメガ6脂肪酸は充分なほどとれています。
むしろ取りすぎ状態です。
それに対し、オメガ3脂肪酸が不足している状態なのです。
体に良いオメガ3脂肪酸の割合
身体に一番いいのは、
オメガ6脂肪酸が2に対しオメガ3脂肪酸を1
とる。
これが一番身体、脳にとって健康的な取り方です。
オメガ3脂肪酸は何に含まれているかというと、
魚やえごま油、アマニ油に含まれています。
また、有機卵にも含まれているそうです!
オメガ3脂肪酸は、意識してとらないと取れません。
そして、オメガ3脂肪酸には
アレルギー症状への予防、 心血管疾患の予防、 脳障害や眼の障害への予防 に貢献し、
また、
胎児や乳児の発育を促すものとして
世界中で研究の対象とされています。
子供の成長にとって大事な栄養素のオメガ3!
オメガ6とオメガ3がバランス良くとれていると、
脳の細胞膜がしなやかになり、
細胞間の情報伝達が活発になるとも言われています。
また栄養素の取り込みや老廃物の排出、細菌ウイルスの侵入を防ぐ働きも高まります。
大事な子供への成長の一つの栄養素に是非バランスよく取り入れていきたいものです。
オメガ3脂肪酸の医学的根拠
ここまで記載してきましたが、オメガ3脂肪酸の効果が医学的にも本当に効果があるのか疑問になります。
インターネットを検索すると、オメガ3のサプリメントなどが出てきます。
本当にサプリなどを飲んだ方が良いのかを調べてきたら次のようなサイトがありました。
厚生労働省「総合医療」に関わる情報発信等推進事業が提供している「総合医療」情報発信サイト
・オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと
これを見ると、
4番目に「胎児発生期間や胎児発育期間は、早期乳児期や幼児期と同様に、海産物の栄養価は特に重要」と
ありますが、
7番目の結論に「結論:普段の食事に海産物を取り入れることは健康によいです。ただし、オメガ3脂肪酸サプリメントが効果的かどうかは不明です。」とあります。
つまり、食事で取ることによって効果があることは判明しているが、サプリメントを使う事での効果は医学的に根拠があるか不明であり、「サプリメントを与えるなら医療スタッフに確認しましょう。」となっています。
子どもためにと言う言葉で、親にお金をつぎこませようと色々な試みがなされています。
例えば、モーツァルトの曲が良いと言うことで、妊娠中から曲をかけている人もいますが、
医学的に根拠はありません。
ぜひ、このサイトを見てみてください。
ワイ先生の手紙、関谷先生の手紙「健康への案内状」
質問:子どもたちに効果的なサプリはありますか?
このサイトを見ると、サプリメントも推奨する医者もいれば、利用すべきでないと言う医者もいます。
ですが、医師がその子の環境を踏まえて述べていることであり、あなたのお子さんの環境とは違います。
皆さんもこのような商品を試す前には、一度、医学的な根拠を調べてみたり、
かかりつけの医師に確認してくださいね。
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