子供の保険に加入していますか?
基本的に小学生や中学生までは乳幼児医療費助成制度などにより、ほとんどの場合、医療費はかかりません。
先進医療のために保険に加入したいという人もいます。
たしかに先進医療は健康保険が使えないため高額になる可能性もあります。
しかし、先進医療と言っても、重粒子線のがん治療などでなければ、高額なものはそう多くありません。
必要性と言う意味では、殆どの子は加入する必要はないと思います。
しかし、次のように保険の加入も検討した方が良い場合があります。
・未熟児で生まれた
・双子・三つ子などの多産で生まれた
・NICUなどに入院する予定がある
・何らかの先天性の疾患の疑いがある
・乳幼児医療費助成制度が充実していない地域に住んでいる
では、いつ保険に加入するのが良いか。
それは生まれた日すぐです。
なぜなら、病気になったら保険に加入できないからです。
上記の場合でも、生まれた日すぐはまだ何も病名もつかないと思うので、保険も加入できます。
病名がついてしまうと、その病気では保険が支払われないか、保険自体に加入できない場合があります。
そのため、保険に加入したいと思う場合は、
出産前に保険の担当者に事前に相談しておくことをお勧めします。
では、どんな保険に加入した方が良いのかです。
人気があるのは、月1000円程度の共済のこどもです。
そもそも医療費はほとんどかからないのですから、月1000円を超えるような保険は不要です。
共済には次のようなものがあります。
・こくみん共済:キッズタイプ
・都民共済(県民共済):こども型
・コープ共済:お子さまの保障
他にもJA共済のこども共済もあるのですが、
こちらは貯蓄性(学資保険)の機能もあるため、対象外にしました。
また、保険は同じ名称でも加入タイミングによって内容が変わります。
そのため、長期間の加入を想定する必要はありません。
生命保険については不要です。
生命保険に加入すべき人は、亡くなったら家庭が維持できない大黒柱と専業主婦です。
親の保険をどうするかは、別の機会にしたいと思います。
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